プリズムにはいろいろな種類があり、それぞれ特定のイメージを得るための反射が得られるような特殊な形状になっています。
反射プリズムは、ビームを反転させたり、回転、変位または置換させたりします。
分散プリズムは、分光的応用やレーザ出力のチューニングを行うためにスペクトルを分離します。
当社では、ペンタ・プリズム、ビームスプリッター・ペンタ・プリズム、直角プリズムおよびコーナーキューブ・プリズムなど、 数多い種類の高精度プリズムを提供しています。
当社のミクロタイプのペンタ・プリズムおよび直角プリズムは、光通信の分野で光スイッチのような用途に広く使用されています。
なお、ドーブプリズムおよび屋根型プリズムはご要望により提供しています。
・材質:BK7、高精細アニール表面平面度:λ/4
・角度:45°, 90°± 3" または ± 30"
・開口径:90%
・表面品質:60-40スクラッチ&ディグ
パーツ番号 | タイプ ±° | 寸法 (mm) A=B=C |
---|---|---|
WCL-030104A | 30 | 5 |
WCL-030104 | 3 | 5 |
WCL-030105 | 3 | 10 |
WCL-030105A | 30 | 10 |
WCL-030101 | 3 | 12.7 |
WCL-030101A | 30 | 12.7 |
WCL-030106 | 3 | 20 |
WCL-030106A | 30 | 20 |
WCL-030102A | 30 | 25.4 |
WCL-030102 | 3 | 25.4 |
WCL-030107A | 30 | 30 |
WCL-030107 | 3 | 30 |
WCL-030108 | 3 | 40 |
WCL-030108A | 30 | 40 |
WCL-030103 | 3 | 50.8 |
WCL-030103A | 30 | 50.8 |
ここに記述されたフレネル・プリズムおよび菱面体は、光が全反射する場合、s偏光およびp偏光の各成分間に相対的に位相変換があるという原理を利用します。この効果は、わずかながら波長に依存します(図1)。
その結果、これらの光学素子は、8-12μmの別個の多数の波長、あるいは広帯域光源に理想的な素子です。
菱面体の幾何学的操作によって、4分の1波長、2分の1波長あるいは事実上どんなタイプの位相遅延でも構築することが できます。
詳しくはお問い合わせ下さい。
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4分の1波長プリズムは、直線偏光を円偏光に変換し、光路をターンさせます。 | 4分の1波長菱面体は、平行で入力ビームと変位ある出力ビームを形成します。 |
2分の1波長菱面体は、直線偏光の入力ビームの偏光方向を変えます。出力ビームの偏光の向きは、光軸に沿って菱面体を回転させることで変わります。出力ビームは入力ビームに平行ですが変位はありません。 |