ポストオブジェクティブ・スキャニングシステムと電動トランスレータの完璧な組み合わせにより、3軸ダイナミック・スキャニングシステムには多くの利点があるため、現代のレーザ加工機器(切断、マーキング、3軸プロトタイピングなど)に広く使用されてきました。
プレオブジェクティブ・スキャニングシステムと違って、3軸ダイナミック・スキャニングシステムでは、スキャニングミラーは対物レンズの後に置きます。
このレンズシステムは、移動可能な拡大ミラーと焦点レンズユニットで作られています。
レーザビームは、最初に拡大レンズに入射し、拡大されたビームは焦点レンズユニットに入射し、そしてスキャニングミラーを 通過して最後に焦点面に到達します。
電動トランスレータで拡大レンズを動かすと、拡大レンズと焦点レンズの間の距離が変わります。
その結果、2軸または3軸空間、いわゆる“3軸スキャニング”でフォーカスした レーザスポットが動きます。
3軸ダイナミック・スキャニングシステムには、通常、以下のような特長があります。
・100mm×100mmから2000mm×2000mmまでのスキャン範囲サイズの調整範囲
・プレオブジェクティブ・スキャニングシステムと比較して、より小さな集光スポットサイズ
・中心からスキャン範囲の端まで、集光スポットサイズの均一性が大幅に改善
3Dスキャニングシステムの要求仕様をお知らせ下さい。
パーツ番号 | 波長 | 掃引域 (mm x mm) |
D (mm) |
入力 ビーム (mm) |
WD (mm) |
スポット径 (μm) |
---|---|---|---|---|---|---|
3D-10.6-2000*2000-9 | 10.6μm | 100*100-2000*2000 | 93.45-165.99 | 9.0 | 137.4-2747.5 | 140-1440 |
3D-10.6-500*500-8 | 10.6μm | 500*500 | 97.419 | 8.0 | 700.0 | 240 |
3D-10.6-800*800-15 | 10.6μm | 300*300-800*800 | 98.91-114.46 | 15.0 | 582.8-1554.2 | 210-500 |
3D-1064-1000*1000-4 | 1064nm | 100*100-1000*1000 | 91.637 | 4.0 | 609.0 | 110 |
3D-355-1000*1000-0.6 | 355nm | 1000*1000 | 110 | 0.6 | 1300.0 | 200 |